第41話 変化を求めない
お帰りなさい♡
あなたが来てくれてとても嬉しいです。
僕の心にマンネリという文字は有りません。毎日がたとえ同じように見えたとしても、心を澄ませば必ず驚きや新発見する事があります。
せっかく生きているのですから見逃すのは勿体ないです。
僕とあなたの周りは奇跡で満ち溢れているのです。一緒に探しましょう。
それでは今日も【生きてる証しが欲しいから】始まります。
♦♦♦♦
今日は1階の混合室から2階の粉砕室に石鹸の入ったクレートを上げ、2階の粉砕室にある空のクレートを降ろす作業から始まりました。
僕は1階を担当して好きなホイスト操作は出来ませんでした。
終わると2㎏の梱包作業です。
まずはホッパーと呼ばれている粉石鹸の入っているタンクから秤でビニール袋に計量します。次に粉石鹸が入ったビニール袋の空気を抜き固めます。それからシーラーと呼ばれている機械でビニール袋の口を閉じます。最後に紙袋に入れて形を整えて完成となります。
リレー方式で作業が進みます。
僕はホッパーを担当しました。意外と難しくて出来ないメンバーもいます。100袋作りました。
終わると5キロ×2袋を段ボール箱に梱包する作業です。流れは2㎏の応用です。シーラーは使わず輪ゴムで口を閉じます。
それを40ケース作りました。
これが終わるともうお昼時間です。時間が過ぎるのが早い事!
今日のお弁当は海鮮フライとサンマの塩焼きでした。美味しかったです。
午後からは久しぶりに袋折でした。2㎏を入れる紙袋の口を折り両面テープを貼ります。お喋りのメンバーがいて作業がはかどりません。身振り手振りで話をして肝心な手が止まり作業が遅いのです。
そうです。あの「逆ギレ」の人です。
間に5分の休憩が入り2時の終了時間になりました。
今日の報酬は平常作業なので2,100円です。塵も積もれば山となる。コツコツいきましょう。
♦♦♦♦
今日のタイトル「変化を求めない」ですが、これは今の僕にとって必要な事なのです。
大きな変化を追い求め自爆していた過去の自分がいるのです。物事の改善と変化は別物だと考えています。
タンポポでも日々改善しています。
僕の言う変化とは役職が上がったとか、職場が変わったとか、ガールフレンドが出来たとか、生活のパターンが変わると言うものです。
兄の経営している日の出屋では日々改善と変化を求められました。お弁当はお客様に飽きられたら終わりです。常にアンテナを張り巡らせピリピリしています。
僕はこのピリピリ感が大好きなのです。今も考えただけで胸に熱いものがこみ上げてきます。
また変化を求めたら精神病院行になるのではないかと思うのです。日の出屋を辞め、小説【人間のカケラ】を描き、今【生きてる証しが欲しいから】を連載して来て思う事、それが「変化を求めない」です。
自殺願望が残る僕の生きていく術だと思います。
あなたに飽きられたら僕は悲しみに暮れるしかありません。1字1句考え抜いて1話2時間かけて描いています。
文法とか難しいことは1つも分かりません。
ただあなたと繋がっていたいのです。相手にしてくれてありがとうございます。
今日もあなたに逢えて嬉しく思います。
明日も逢いに来てくださいね……♡
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