無題

感情がぐちゃぐちゃする度に

あたしはあたしを傷つける

傷つけるその行為は

ある意味あたしの安定剤

あたしを保つ為の行為なんだよ


痛みを感じれば感じるほど

きっとこの胸の苦しみを忘れるから

胸が苦しいのなんて

胸が痛いなんて忘れるくらい

消えちゃうぐらい、あたしを傷つけて


言いたいことを飲み込んで溜めて溜めて

涙なんか君に見せてやらない

本音なんか君に語ってやらない

この想いなんか殺してしまえばいい


君の顔を‪バツで塗りつぶす

君との記憶をぐちゃぐちゃに塗りつぶして

ああ、忘れたい 苦しむ前に無くしたい

大切だと思ったこの気持ちをゴミ箱に捨てて

全部から逃げていけたらよかったのに

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