ラケナリア

散々だった日々にお別れしよう

ぐちゃぐちゃになった心を捨てて

「もう前を向いて歩いても良いよね。」

問いかけたら 隣の君は笑顔で頷くの


黒い靄に包まれた過去を引きずって

いつまでも死にたくて 消えたくて

あたしだけの世界に閉じこもったあたしを

君は光となって手を差し伸べてくれたから

あたしは何度君に救われたのだろう


幸せになる恐怖に怯えて

それでも幸せを味わいたくて

「我侭ばっかり。」なんてあたしは苦笑い


前を向ききれてないあたしは

まだ過去のトラウマに囚われ

君の顔色を伺ってしまうけれど

君はそれ以上に優しい笑顔を向けてくれるのね




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