きらい

私は私を偽る

今日も良い子になれている、なんて鏡の前で笑って

嫌いな私をそっと隠した


私のことが嫌いな私

私って本当に馬鹿なのね

なんて私は私を貶すの


感情を外にぶつけすぎてしまったの

後悔してからじゃ遅いことはとっくに知っていた筈なのに

また私は後悔して壁にぶつかった


もやもやとしたこの気持ちも

ぐるぐると渦巻く感情も

全て蓋をして閉じ込めなきゃ


人に迷惑をかけてしまう

嫌だと思わせてしまう

それならこんな感情捨てちゃいましょう


私は私が嫌いなの

迷惑をかけることしかできない私なんて


何一つ残さず消えてしまえばいいのに

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