第10話 面倒な

~訓練場~


振り下ろした氷の剣が不可視の球体に弾かれた

弾かれた勢いを利用して左から一閃

球体に邪魔をされ球体に沿うように剣を流され地面を削った

地面を削りながらしたから剣を振り上げ球体に当たったところで

割れたおとがした


狂「はははははっ!おかしいだろ!斬ろうとしても斬れねえ!」


エルサ「………。」


エルサは立っているだけでほぼなにもしていない、ただ結界をはっているだけだ

その間にも剣を作りまた切りかかっている


狂「あぁあぁあぁああ!反撃してこいよ!弾き返してやる!」


エルサ「…えいっ…」


狂「ッ!?」


バァァァァン


狂「おかしんじゃねえの?!そんなただの火魔法に見える弾がなんで訓練場半分消し飛ばしてんだよ!あはははははは!」


エルサ「…イラついただけ」


狂「まあそりゃそうだろうなあ!こんだけ攻撃してりゃあなあ!」


狂はエルサの攻撃を受けるまでやめるつもりではなかった、今の攻撃はいいものだったが、さすがに自分の許容できるものではなかったために避けた


狂「そうだなぁ…お前が練習で使ってる火魔法を俺に当ててみてくれ意味がわかる」


落ち着いた口調で言った。

エルサも興味本意で乗ってみた


エルサ「…!」


狂「これが俺の特性反転、今撃った火が俺に当たった瞬間熱ごと俺に向かって進んでいたのを反転させてお前の方にやったんだ。まぁそれでも限界はある、それでも多い方だとは思う。俺はこの反転の特性を使っていろいろしてて、あいつらに目ぇつけられたんだ、それで捕まって実験の繰り返しよ。」


エルサ「逃げ出せばよかったじゃない」


狂「それがなぁ、1回やったんだが結界に包まれてまた捕まってからめんどくてずっといたんだ。

そこはいいんだよ!自己紹介といこうか、俺はヒシンそれ以外は特にない!んじゃあ2年待つとするかさっきんところにもどるか」


エルサ「…コクッ」


ヒシン「よしっじゃあ…あ?だれだ?」


エルサ「アーネ」


ヒシン「どれがだよ!」


アーネ「貴方!エルサから離れなさい!」


ケッカ「無事みたいだなぁ、俺があいてをしてやんぜ?」


バル「2人とも落ち着いてください状況が何かと違うようですよ」


ケッカ「そうなのか?」


エルサ「…コクッ」


アーネ「なにがどうなっているか説明してくださる?そこの方」


ヒシン「あ?説明だ?めんどうだ、おいお前よろしく」


アーネ「ちょっと!貴方に聞いてるのですよ」


エルサ「……わかった」


アーネ「エルサ!?まぁ、貴方がそういうなら」


エルサ「全部言っていいの?」


ヒシン「あぁ、いいぜ」


エルサは皆に聞いた話をした(戦闘のことははなさなかった)

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