第5話 パーティグッズで量販しよう

「どうしてれない?専門家せんもんかねらいだったからか?」

 れい商売しょうばいにしているひとにとって、きゃくれいえてはまずいのかもしれない。

「なら、一般人いっぱんじん相手あいてにしよう。」

 価格かかくやすくなるため利益りえきがでないが、かずがでれば十分じゅうぶん特許使用料とっきょしようりょうれるだろう。

肝試きもだめしに最適さいてき本物ほんもの幽霊ゆうれいえる霊視れいしメガネ』

 意気揚々いきようよう肝試きもだめ会場かいじょうっていった。

「へえ。」

「いらねえなあ。」

 テキヤふう主催者しゅさいしゃは、けんもほろろだった。祐二ゆうじはわけをたずねた。

肝試きもだめしってのは、おどかすのがおもしれえんだ。」

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