第13章 新たな手掛かり

女と猫は自らのやりたいようにやる。男と犬はリラックスして受け入れようとする。


ロバート・ハインライン



十月二十五日 午前九時五十五分


 私と理真りまは、まだみなみ中学校に留まっていた。理真が、ついさっき掲示板の前で会った女子生徒のことを藤川ふじかわ教諭に訊きたいと言い出したためだ。そのため、こうしてまた職員室前に戻り、藤川が帰ってくるのを待っている。


「理真、あの子のことが何か気になるの?」

「うん。由宇ゆうも分かったでしょ、あの子、様子が変だった」

「確かに、ちょっと挙動不審なところはあったよね。でも、中学生がいきなり知らない大人の女性に話し掛けられたら、あんなふうにはなるんじゃない?」


 私も、あの女子――大林美緒おおばやしみおという名だったか――のような、内向的な生徒だったから、気持ちはよく分かる。


「まあ、そうなんだけれどね」と理真は、ある程度の理解は示しながらも、「あの子、美緒ちゃんだっけ、美緒ちゃん、クイーンのポスターを見てて、私が『この猫、私の家の猫なの』って言ったあと、『そうだったんですか』って答えたのよ」

「……何かおかしい?」

「おかしいよ。そういう場合、普通は『そうなんですか』って答えるものじゃない? 『そうだったんですか』って、まるで以前にクイーンを見ていて、ああ、あれがこの猫だったんだ、って今理解した、みたいなニュアンスにならない?」

「言われてみれば。じゃあ、美緒ちゃんは、どこかでクイーンを目撃していたのかな?」

「だったら、教えてくれるでしょ。それに、その前のやりとりで、美緒ちゃんは、『見たことない』ってはっきりと否定してたのよ」

「じゃあ、美緒ちゃんは、どこかでクイーンを見たことがあるんだけれど、それを私たちに隠してる、ってこと?」

「多分ね。でもね、気になるのはそれだけじゃないの」

「何?」

「あの子、制服着てたでしょ」

「うん。学校に来るんだから制服は着るでしょ。まあ、今日は休校日だけど」

「彼女の制服、やけにくたびれてた」

「……そうだった?」


 私はそこまで思い出せないし、気にして見てもいなかった。


「そうだよ。彼女、二年生でしょ。それにしては、制服の痛みや汚れが激しすぎるかなって思った。三年間使った制服でも、ああはならないんじゃないかな」


 どういう身の上の子なのだろう。私も、さらに気になってきた。そこに、


「あら? 探偵さん」


 藤川教諭が戻ってきた。



「ああいう車、SUVって言うんですってね。私、保護者会の会場でも、防衛隊みたいな車、って言って、ご父母の皆さんに大笑いされちゃった」


 それは、深刻な会の中で一服の清涼剤的役割を果たしたのではないだろうか。私と理真は、もう少し話がしたいと申し出て、再び職員室の応接セットに案内された。さっそく理真が話を切り出し、


「先ほど、玄関にいた女子生徒のことなんですけれど」

「ああ、大林さん?」

「はい。彼女、どういった生徒さんなのでしょうか」

「彼女が……何か怪しいと?」

「いえ」と理真は顔の前で手を振って、「事件に関わっているとかではないんです。彼女、大林さん、私のポスターを見て、猫のことを知っているふうだったので、詳しくお話したいなって思って。内気な性格なのでしょうか。怖がられて逃げられちゃいましたけれど」


 理真は、はにかんだ。


「そんなことないですよ」と藤川は笑って、「確かに、引っ込み思案はところはありますけれどね。あの子、本が好きで、読書推進団体が主催する読書感想文コンクールで賞を取ったんですよ。一昨日の朝礼で校長から賞状を受け取って、そのとき、やけに緊張して、右腕と右脚を一緒に出しながら登壇してたんです。かわいかったな。本当はトロフィーも貰うはずだったんですけれど、配達が朝礼に間に合わなくって。放課後に、送られてきた段ボール箱に梱包されたまま、形塚先生の机に置いてあったのは見たんですけれど、大林さん、受け取ったのかしら? あ、彼女、安堂あんどうさんのことも知っていたんじゃないですか?」

「はい。若い読者の方と出会えて、光栄でした」

「大林さん、昼休みは大抵、図書室にいますから」

「おひとりで、ですか?」


 理真が訊くと、藤川は悲しそうな顔で頷いた。


「あの子、母子家庭なんです。それだけが原因じゃないのでしょうけれど、一年生のときに、いじめに遭っていたそうで……。幸い、担任がすぐに気が付いて、いじめていた生徒を厳重注意して、それには、あの近野こんの先生も一役買ったそうです。それでいじめは収まったらしいんですけれど、今度は大林さんのほうが他の生徒たちから一歩引いて、誰にも心を開かなくなってしまったそうなんです」

「お友達にもですか?」

「それが、彼女、小学校を卒業する直前に両親が離婚して、お母様と二人で引っ越すことになったんです。そのため、小学校の頃の校区とはまったく別の、この中学に通うことになって、だから、彼女と小学校から一緒の生徒というのは、ここにはいないんです」

「そうなんですか……」

「でも、安堂さんたちも、先ほど話したからお分かりでしょうけれど、彼女は別に卑屈になっているとか、そういうことは全然無いんです。授業は真面目に受けるし、成績もいいほうです。教師には、他の生徒以上に丁寧に接してくれますし。彼女が壁を作っているのは、他の生徒に対してだけなんです」

「彼女の住所を教えてもらえますか? あ、私、サイン本をプレゼントするって約束したんですけれど、住所を訊く前に逃げられてしまったもので……」


 理真は少しの嘘をついて、藤川から大林美緒の住所を聞き出した。


 南中学を出た私たちは、理真がサインを入れた著書を持って――途中で本屋に寄って購入した――カーナビの指示に従い美緒の家を目指していた。公園にクイーンのポスターを貼りだすのはもう少し先になりそうだ。いや、彼女がクイーンのことを知っていれば、それは必要なくなるかもしれない。が、理真が大林美緒に興味を持ったのは、クイーン絡みのことだけではないはずだ。理真は、ハンドルを握りながら、


「学校に来たこと自体が、おかしいよ。やることがないからっていっても、わざわざ来る?」

「だよね。何が目的だったんだろう。もしかして……」

「事件のこととか。事件発覚から一夜明けて、どんなになっているか様子を見に来たということも考えられる。彼女、玄関に入る前に屋外から直接、現場である体育用具室に寄ったという可能性もあるわ」

「何のためにそんなことを……」

「何か、遺留品を残していないか、確かめるため」

「理真」

「分かってる。彼女を疑う要因は、今のところ何もないんだからね。私が意地悪な穿った見方をしてるってだけ」


 そう、理真が考えすぎているだけだ。今のところは。


「そろそろだね」


 カーナビが「間もなく目的地です。音声案内を終了します」とアナウンスした。カーナビが案内を終えたのは、平屋の小さな家屋が密集した住宅地だった。全て同じ造りなことから借家なのだろう。どうやら、この中のどれかが大林美緒の住まいらしい。車の通りのない路上に駐車して、私たちは目的の家を目指した。


「ここだ」


 理真が立ち止まった。同じ作りの家屋のひとつ。表札には確かに〈大林〉と出ている。表札といっても、ボール紙にマジックで手書きをした簡素な物だが。理真が呼び鈴を押す。屋内でチャイムが鳴った音がドア越しに聞こえるが、他の物音は一切しない。しばらく待ったが、何の変化もなかった。大林家は母子家庭ということで、母親は仕事に出ていると考えられる。だが、娘の美緒まで不在というのは、どういうことだろう。


「美緒ちゃん、あのまま学校を出て、家に帰らなかったんだね。もしくは、帰ってからすぐに出かけたか」


 学校からここまでの距離を見るに、私たちと別れてから美緒がすぐに帰宅する時間と、私たちが藤川と話をして車でここまで来る時間、前者のほうが確実に早いはずだ。私たちの車が美緒を追い越したということはない。


「そうみたいね……」


 理真は、袋に入れた自分のサイン本に目を落とすと、外周に沿って家屋をぐるりと一周して戻ってきた。


「大きさからして、二間くらいしかないみたいね……」そう呟くと、「クイーン! クイーン!」


 と実家で飼っている猫の名前を二度ほど呼び、耳を澄ます。


「……由宇、何か聞こえた?」

「……なんにも」

「だよね。私も、何も聞こえない。このくらいの大きさの家なら、今の私の声は確実に隈無く届いてると思うんだけど」


 理真は、この家にクイーンがいるのではないかと見当を付けて、名前を呼んでみたのだ。クイーンは理真にあまりなついていないが、名前を呼ばれると律儀に返事を返すのだ。それがないということは、この家にクイーンはいないということになる。寝ていたとしても、一応飼い主のひとりの声が聞こえたら、目を覚まして反応するだろう。


「どうする、理真。近所の人に聞き込みでもしてみる?」

「……ううん。変な噂が立ったらいけないから、今日のところは退散しよう。でも、念のため、輝子てるこさんに応援の予約しておこうか」


 理真は携帯電話を取りだした。私たちが「輝子さん」と呼ぶ女性、安輝子やすてるこは、新潟県警生活安全部少年課の刑事だ。中学生を相手にするのであれば、少年課に応援を頼んでおいたほうがいいということか。


「……もしもし、輝子さん」


 電話が通じたようだ。一分ほどの会話を交わして、理真は通話を切った。


「お昼ご飯を食べながら詳しく話を聞くって」


 呼び出しをくってしまった。クイーンのポスターを貼り終えてから、近くの食堂で待ち合わせることになった。


 公園のほか、かかりつけの動物病院にもポスターを提示させてもらった。「クイーンちゃん、まだ見つからないんですね」と看護師さんに心配もされた。理真がお母さんに連絡を取ったが、やはりクイーンは実家に帰ってきてもいなかった。



 安刑事と待ち合わせをしたのは、公園近くにある、お洒落なイタリアンレストランだ。先に到着した私と理真が席について待っていると、数分後に安刑事は入店してきた。


「待たせたな、理真、由宇」


 女性としては低音の渋いボイスとともに安刑事は、すらりとした長身を畳むようにして椅子に腰を下ろした。ダメージ仕様のデニムパンツに、柄物のシャツを羽織っている。足下は履き込んだスニーカー。ストレートショートカットの髪を軽くかき上げ、メニューを一瞥しただけでコールボタンを押す。すぐに来たウエイトレスに注文を済ませると、置いていった水を一気に飲み干した。


「輝子さん、相変わらず男前だね」

「惚れ直しただろ」


 と言いながら安刑事はウインクする。彼女がやると洒落にならないから困る。


「で……」と安刑事はテーブルの上で手を組んで、「また、おかしな事件に呼ばれてるんだって?」

「そうなの。中学校が現場だから、今のうちに輝子さんの協力も取り付けておこうと思って」

「分かった。依頼料は、ここのお昼、デザート付きでいいぞ」

「こら、公務員」


 理真は安刑事に事件の概要を話した。中学校グラウンドの隅に建つ体育用具室から発見された死体。残されたダイイングメッセージ。そこに書かれた名前の容疑者には完璧なアリバイ。そして、


「猫がいなくなった、か……」


 クイーンのくだりを訊くと、安刑事はことさら深刻そうな表情になった。彼女は、理真や私に劣らぬくらい猫が大好きなのだ。そして、クイーンのことを知っているかもしれない女子中学生、大林美緒に話が及ぶと、さらに難しい顔をした。


「なるほど。確かに、その子の態度はおかしいな。クイーンのことを知っているのに隠している可能性はある。休校なのに、わざわざ学校に来たこと自体も怪しいと言えば怪しい」

「でしょ」

「それに、家庭環境も複雑みたいだな。借家に母親と二人暮らし、か……理真、その美緒って子の制服、やけにくたびれてたんだな」

「そう。二年生にしては、ちょっとね」

「それはな、その子が学校のあるなし関わらず、ずっと制服を着ているからだよ」

「それって……」

「ああ、たまにそういうケースはあるんだ。家が貧しくて、着回せるほどの私服がない。当然、クリーニングもしていないんだろうな」


 私は、美緒の住まいである借家を思い出した。二間ほどしかない、小さな平屋。


「……もしくは、金はあっても親に買ってもらえない、とかな」


 安刑事が続けた言葉を聞いて、私は、


「そんな」


 思わず声を出した。


「由宇」と安刑事は私を見て、「親だからといって、全員が全員、子供をかわいがってるわけじゃないんだよ」

「うん。分かってるけど……」

「分かっちゃいるけど、納得できない、か。まあ、そうだよな。オレも同じさ」


 安刑事の一人称は「オレ」だ。今の雰囲気にそぐわないことを承知で言わせてもらえれば、私は聞くたびに「かっこいい」と思ってしまう。


「まあ、その子が事件に関わってるっていう証拠や証言があるわけじゃないし、今のところはそっとしておくしかないだろうな。こっちでも一応、その大林美緒って子に補導歴とかないか、調べておくよ。話を訊いた限りじゃ、ないだろうけどね……お、来た来た」


 三人が注文した料理がテーブルに運ばれてきた。ミートソース、カルボナーラ、ペペロンチーノ、三種類のパスタが、理真、安刑事、私、それぞれの前に置かれる。食事が始まったら、私たちの会話の内容は何のこともない雑談に移行する。安刑事は食後のデザートを注文するのを忘れない。彼女のフェイバリットは、猫とスイーツ。見た目とは裏腹に(なんて言うと怒られそうだが)安輝子は女子力高めの女刑事なのだ。

 昼食を終えた私と理真は(会計はきっちり個人の責任で安刑事にも払わせた)、安刑事と別れ、アパートに帰った。理真のお母さんから連絡はない。クイーンはまだ帰ってきていないということだ。あの大林美緒という少女が、本当にクイーンのことを知っているのだろうか。



 事件に進展があったと、理真の携帯電話に連絡が来たのは、夕方になってのことだった。


冬科ふゆしなの部屋の前から血痕が見つかったんです」


 スピーカーモードにした理真の携帯電話から、中野なかの刑事の声が響いた。

 冬科陣平じんぺい。被害者の形塚かたづかがダイイングメッセージで書き残したとされている容疑者。その彼が住むアパートの部屋前の廊下に、凝固した血液が付着していたのだという。そのことが発覚したのは、この日、中野刑事と所轄の刑事が二人で改めて話を訊きに行ったときだった。アパートの部屋を訪れると、ちょうど冬科が玄関を出て外出する瞬間だった。冬科はうんざりした様子ながらも、二人の刑事に応対した。冬科は、刑事とは終始目を合わさずに俯いていたため、中野刑事の視線も自然と下に向いた。そこに、赤黒い染みを発見した。屈み込んで確認してみると、経験上、凝固した血液に間違いないと中野刑事は思った。顔を上げた中野刑事は、冬科に「これは何か」と質問した。冬科は、それを見ると明らかな動揺を見せたという。二人の刑事の制止も聞かず、冬科は強引に「用事があるから」と廊下を歩き出した。が、体力に勝る中野刑事が追いつき、公務執行妨害で署まで同行を願うとともに、床から血痕に見える物質を採取して鑑定にまわした。結果、やはりそれは血液で、亡くなった形塚の血液型と一致したのだった。


「現在、DNA鑑定を行っていますが、多分、間違いないでしょう。最初にやつのアパートを訪れたときは、廊下がとても汚ないので、ゴミや汚れに紛れて、それが血痕だとは分からなかったんです。もっと早くに気付いていればよかった。面目ないです」


 中野刑事は電話の声でも分かるほどに平身低頭していたが、お手柄であることは間違いないだろう。ここに来て新しい証拠が出てきた。これを機会に、警察は冬科に対し、自身に形塚殺害の容疑が掛けられていることを知らせて供述を取った。が、冬科は犯行を全面的に否認しているという。


「否認というか、完全黙秘ですね。心証は完全に黒なんですけれど、なにぶん、アリバイがありますから。あれが何とか出来ないと、こちらとしてもどうにもならない状態なんですよ」


 中野刑事の、憤懣やるかたないという思いが切実に伝わって来る通話だった。

 死亡推定時刻、冬科は行きつけの食堂にいて、店主、店員から完全な証言が取れている。死亡推定時刻の範囲は、多く見積もっても午後六時半から七時半の一時間。冬科が食堂を訪れたのが午後六時五十分。殺害現場から食堂まで、徒歩で一時間。冬科は車を持っておらず、使う車の当てもない。タクシーの使用も確認されていない。一時間かかるはずの行程を、二十分で移動可能な手段はあるのか?


「安堂さん、やつのアリバイを何とか崩して下さいよ」


 中野刑事の口調は泣きつくようになっていた。


「アリバイは置いておくとして……」と理真は、「動機はあるんですか? 冬科さんと形塚さんとの間に、何か関係は見つかったんですか?」

「そっちのほうはまだです。アリバイを崩して、決定的な証拠を突きつけてやれば、自白させることも可能だとは思うんですが……」

「それと、近野こんの教諭のほうはどうなったんですか?」

「そっちは別班が当たっています。が、殺された形塚との間でトラブルが発生したようなことは確認されていません。特別親しくもなく、険悪でもない、ごくごく普通の同僚教師の関係だったという以上のものは、今のところないようですね。冬科との関係も全く浮かび上がってきてはいません。犯行時刻のアリバイに関しては不明です。形塚の死亡推定時刻には、学校から車で帰宅する途中だったと証言していますが、同乗者などはいないので、確認は取れていない状態です」


 理真のダイイングメッセージ解読は外れか? やはりあれは、そのものずばり、「犯人は冬科である」ということを表したに過ぎないものだったのか?

 DNA鑑定を超特急でやってもらい、明日中には結果が出るという。明日は理真は、冬科のアパートに行く計画を立てた。実際にアパートの廊下にある血痕の様子を見てみたいそうだ。まだ現段階では冬科の部屋に入ることは出来ない。「部屋の前の廊下に付着していた血痕が被害者の血液型と一致した」というだけでは容疑が弱く、家宅捜索令状が下りないのだという。DNA鑑定の結果、その血痕が間違いなく形塚のものだと判明すれば、また状況は変わってくるのだろうが。

 アパートを見るだけなら、警察官に付き添ってもらう必要もない。今日はもう遅いので、明日の朝に理真と私の二人だけで行くことになる。通話を終えた理真は、


「部屋の前から血痕、ねえ……」


 と難しい顔をしていた。

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