第11話エドと

「へー、こんな街なんだね。すごいなぁ…」


「そんなに珍しいか?」


教科書で見たことしかないような、中世らしい街並みが広がっていた。

エドはいつも、こんな街で過ごしてるのかー。


「何か、新鮮だね。」


「ふーん…俺にはいつもの変わらない感じにしか見えないんだが…」


「私にとっては、十分新しいの!」


「はいはい…」


時間が経つのは、早いものであっという間に辺りが暗くなってきた。

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