第13話 『嵐』が侍だったとしたら

 『嵐』が侍だったとしたら?


 何となく二宮君が小走りで走っている姿を想像したあなた、腐角食に適合するかも知れない。


 腐食パンマンは実在する。


 学校の先生

 職場の上司、いや、テレビで見ているあの人かも知れない。


 男は腐角食を造形して被り物を作ってみた。


 北村一輝。


 眉毛しか思い付かない。男の図工は2だ。

 人間の顔は難しい。


 よし、ガチャピンにしてみよう。


 なんちゃってガチャピンが現れた。被り物特有に顔がでかい。


 雨が降ってきた。


 腐角食が溶け、凶悪そうなガチャピンが現れた。


 男は雨避けドームを作り、凶悪そうなガチャピンの被り物をゆっくりと脱ぐ。

 ふにゃふにゃになった凶悪そうなガチャピンは哀愁を携えていた。


 この世に産まれた凶悪そうな歪んだガチャピン。


 男はそのマスクを加工して硬化させ、バイクのカウルにした。


 男は心の中で呟いた。


 (ガチャピン・フィアー)


 見たものを恐怖で硬直させる姿がそこにあった。


 『腐食パンマン』


 物には心が宿る。


 『腐食パンマン』


 ガチャピン・フィアーカウルは最恐の証。


 『腐食パンマン』


 あなたの知らない世界が怖かった。


 『腐食パンマン』


 ソウがトラウマ。


 『腐食パンマン』


 ソウ2オープニング、顔にカギは鬼畜の所業。


 『腐食パンマン』


 食人族はエロ。


 『腐食パンマン』


 バイオハザード①の犬で声が出た。


 『腐食パンマン』


 大人になったら意外とホラーは見ない。


 『腐食パンマン』


 君に読む物語が一番泣ける。


 『腐食パンマン』


 タイタニックのパロディ版パイタニックが見たかった。


 『腐食パンマン』


 チャーリーズマンジェルは題名だけで爆死した。


つづく。

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