エピローグ:調査報告
天の川銀河辺縁、恒星『太陽』の系、その第三惑星にて発生した知的生命体についての調査報告。
この『人類』なる生命体、肉体は脆弱の極みにして知能愚鈍。文明、技術レベル共に極めて低く、その生態は原始的と言わざるを得ないものであり、到底、当連盟の末席に加えうるような水準に達しているとは言いがたい。
しかし、その精神活動には高次宇宙への萌芽見られり。よって、駆除を決断するのは早計。今しばらくの間、観察の要ありと判断する。
――超銀河天魔連盟辺境宇宙監察官、マーラ・パーピーヤス
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます