第166話 強化

強化

そんな状況もあるのでこれだけの人数のパーフェクトヒールをかけることができたのである

そして今朝もパーフェクトビールをたくさんかけた少し下だるいような魔力消費を感じながら今日の予定を考える 戦闘力 の強いメンバーについては昨日と同じようにパワーレベリングと ギルドの依頼を合わせて行なってもらい パワーレベリングについては屋敷から可能な限り10 km 以内で行ってもらうようにした


そして新しいメンバーについては順次冒険者登録をしてもらうため 冒険者ギルドに入ってもらうことにするただしいきなり大勢が殺到しても困るので1時間に30人の割合で行ってもらうことにした その他のものについては体調を整える意味もあり 今日については簡単な説明会や魔法についての勉強会などを 進めていこうと考えていた 着ているものについても高レベルのアイテムボックスを持っているメンバーによって順次新品の服などに修繕されていているので 身なりがとても良くなっているさらには 浄化の魔法 も受けているので 奴隷市場にいた時とは別人のようになっている


そんなこんなで衣食住を保障されてさらには 自分の傷もしくは家族や大切な人の傷が綺麗に直ったことによる信頼度の上昇により 全員のグループ化への加入が可能なようである しかし全員をグループ化に加入させる場合は 数えてみると800人くらいの人数が 私のグループに入ることになってしまう


恐ろしい数字だが本当に入れることができるのかやや不安であったがやってみるとすんなり全員が私のグループ化に治ることができた さらに戦闘力メンバーによるパワーレベリングも始まっており レベルの低かったものについては すごい勢いでレベルが上がっているのである特に何もしていないのにレベルが上がっていく不思議な感覚に戸惑っているものは多いようであった


その辺りについてもパーティー編成よりも強力な スキルの影響下にあることをよく説明しておいた そのような理想的な環境にいるために魔法の講習会を行うことによって魔力に対する親和性の強い種族 エルフ族やドワーフ族ととキツネ獣人の系統については 魔力を操ることが得意なので 面白いように魔法を覚えていく


やはりレベルが上がることによる魔力の上昇というものが 魔法に関わる全てのことに対して影響を与えているようであるもちろん魔法の取得についても魔力の高さによって 難易度がかなり下がるようである


そんな感じで一日が過ぎていった 冒険者登録についても300人以上が新たに登録され クラウン エレメントマスターは マッシュルーム魔法王国においても最大規模のクランとなってしまった さよに明日になればさらに倍になってしまうのである恐ろしいような 急成長ぶりである

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