『かこ』と『きづかい』
移動して...
かばん「ふぅ...落ち着きました.......ラッキーさん、サーバルちゃんがなんでこうなったか分かりますか?」
ボス「そうだね、かばん、サーバルはもう1つの人格になってしまったようだね」
かばん「もう1つの人格、ですか?」
ボス「そうだよ。サーバルは2つの人格を持っているんだ。1つは、フレンズ化の衝撃で出来たものだね。もう1つは、今までの人格だね。つまり、元々動物だった頃の人格だよ」
サーバルキャット「そうですわ。つまり私は、フレンズ化によって出来た人格である、『サーバルキャット』なのですわ!」
かばん「それは、サーバルちゃんだけなんですか?」
ボス「そうだよ」
かばん「それはなんでですか?」
サーバルキャット「それは私が説明しますわ...」
--まず、私はあなたの言う『サーバルちゃん』とは違うということはわかるわね?そのサーバルは、元々動物だった頃の人格なのよ。じゃあ何故私が生まれたか...それは、サーバルがフレンズ化するのが2回目だから。サーバルは昔、『ミライ』というパークガイドの方と一緒にいたの...でも、あることがきっかけで『人』である『ミライさん』は、パークの外に行ってしまったの。当然フレンズであるサーバルは連れて行ってもらえず、ミライさんと別れることになったの...それでもサーバルはついて行きたくて、泳げもしないし、果てしなく広く、凍える寒さの海へと飛び込んでいった...そして結局、力尽き、パークに流し戻されたの。そして、力尽きて動けないところを、セルリアンがきて食べられた...その後のサンドスター山の噴火によってフレンズ化。心のショックもあったのか、もうひとつの人格が生まれた--
かばん(全部は理解できなかったけど、凄く辛かったんだろうな...サーバルちゃん....)
かばん「でもどうしてまだ生まれてない時のことを知ってるんですか?」
サーバル「もうひとつの人格が教えてくれたのよ」
かばん「サーバルちゃんが...?」
かばん(サーバルちゃんはきっとボクに心配させないためにわざと....)
かばん「そうだ、一番大事なことを聞くのを忘れてました。サーバルちゃんは、元にもどるんですよね?」
ボス「.....」
サーバル「....」
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