第478話 玉手箱か…!

「解かってるさ! けど…、」

 

《バカか! いっくらオバさんが

 泣いて頼んだって、地図にも

 載ってねェ~ンだぞ!

 どうやって行く気だよ!!》

 チビドラの言う通りだ。


「う、う…。」

 オレは、また唸った。


《たぶん、もう一度、老化が

 加速すれば、アレクの命はない

 だろうな…!!》

 SHELLYが空を振り仰いだ。


「く…、玉手箱か…!!」

 オレは呟いた。



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