第446話

 オルガの舌は意思を持つように

オレの舌に絡んできた。


「ゥ、ぐゥ…」

 オレは呻く事しか出来ない。


《フフ……、坊や! 良かったわ

 ね!!》

「え?」


《あんたが負けていたら、

 このまま生体エネルギーを

 吸って、ミイラにしている

 トコだけど、ねぇ!!》

「な、ミイラに……?」

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