第434話
《クックク! トドメだ!!》
牛頭の女の深紅の目が煌めいた
。
右腕の聖剣を振りかぶった。
「うッわァ~~ーー!!」
その瞬間、オレの額の❌(キズ)痕が
目映く光った。
《う!!》
牛頭の女が、一瞬、顔を背けた
。
オレは、その時を逃さなかった
。
地を蹴って、牛頭の女へ必殺の
剣を振るった。
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