第303話

 洞窟の方へ向かうとSHELLYも

追い掛けて来ない。

 よほど、洞窟の中にいる虫が

怖いらしい。


『よ~ーし、行ってこい!』

 SHELLYは笑顔で指示を送って

きた。 

 

 洞窟内は、もっと暗いかと

思ったが、夜光石なのか、辺りは

仄かにエメラルド グリーンに

輝いていた。

 照明など必要ない。




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