第9話 キスの嵐だ

 よし、もう少しキスをしても大丈夫だ。


 体勢を立て直し眠り姫に馬乗りになった。


 もちろん、体重は掛けないように気を配った。

 まず、かすかにピンクに色づいた頬に唇を近付けた。


「チュゥ~ーーッ 😚✨💕💕」


 そのまま小鳥がエサをついばむように音を奏でた。

「チュッチュッチュッチュゥ~ーッ 😚✨💕💕」

 どうだ、これで……


 キスの嵐だ。

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