55.小説を書くようになってから
書き始めた当初には気づいていませんでしたが、今になるとかなりプラスになったと思います。そもそもが国語が苦手だったことから始まったわけですが、書くようになってからは気になる言葉を調べる習慣が身に着く様になりました。
よく教育界隈の話で「学習習慣を身に着けさせる」という目標を立てているのを見ることがありますが、単純に家に帰ったらノートと問題集と教科書を広げ、勉強をする。この行動自体のどこに魅力があるのかと言うことですね。
そこに未知のものがある。
それを知ることで新しい表現ができるようになる。
こんな売り文句が掲げられていれば人によっては取り組む姿勢がつくかもしれません。しかし「将来のため」「いい点を取るため」と言う漠然とした目的を掲げられていても子供たちには響きませんよね。
私たち書き手は得た知識や技術、経験は小説と言う場に落とし込むことができます。ゆえに様々なことを知ることは良いことと思われます。それは肌で分かっているからこそ何も言わずに取り組むことができるのかもしれません。
この点は物語やその紹介にも生かせるのではないかと思いました。まあ、「愛」とか「友情」みたいな漠然とした感じでもいいので、その話を読むことでどんな面白さがあるのか。どんなことが伝えられるのか。しっかりと意識した上で書いていくことは大切ではないかと思いました。
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