37.新しい出発

この度、『魔王の娘と花姉妹』を改題しました。

新タイトルは『魔王の娘に花束を~双輪の剣に託した未来~』となります。

メイン作品として一年半の間続けてきたこの作品のタイトルを変更することはかなりの勇気が必要でしたが、作品をもっと良くしていくためにも踏み切ることにしました。


さすがにこれだけ使い続けていると愛着もあります。それでも作品にとって必要なこだわりと不必要なこだわりは区別するべきであると思いました。そもそもこの作品のタイトルを最初に決めた時は突発的に思いついたフレーズが気に入ったから採用したという、創作に復帰したばかりとは言え、もう少し詰めろよと言いたくなるような決め方でした。さらに言えば当初想定していた以上に壮大な物語になったことが誤算でした。そのため、『魔王の娘と花姉妹』だけではタイトルとして作品の魅力を伝えきれないといった問題が生じていました。

今回、作品のコンセプトとイメージを残した上で重要な用語を残していくように様々なパターンを考えました。没案も数多く生まれました。個人的に気に入っていても、物語内の用語が使われていたために見ただけでは意味が分からないものであり、採用を見送った物もあります。書き続けてキャラを理解し、物語の方向性が固まり……一年半書き続けたからこそこのタイトルは作ることができたのだと思います。


果たして今回の改題が吉と出るか凶と出るか、怖くはありますが、ここから新しいタイトルと共に歩んでいこうと思います。カクヨムコンがあったとはいえ、三か月ほどブランクが開いてしまいました。そろそろ再開に向けて動き出さなくてはいけませんね。


『魔王の娘と花姉妹』改め『魔王の娘に花束を~双輪の剣に託した未来~』、略して「まおはな」をこれからもよろしくお願いします。

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