No.79「迎え」
グレイ「あ、あなたは…!?」
クロウ「兄だよ。」ロット「お迎えに参りましたぞ!グレイ様!」
グレイ「えええぇっ!??訳がわからないよ!?何でクロウ兄さんとロットがここにいるの???それに、世界は書き換えたハズじゃ…!???」パニックになるグレイ。
グレイは訳がわからず頭を抱えだしてしまう。
クロウ「………。世界を書き換えた…か…。できれば俺もそう思いたかったよ…。」
グレイ「…………えぇ??」
クロウがグレイに寄り、話をかける。
クロウ「グレイ、結論から言うとな…俺たちは0&Zに騙されたんだ。」グレイ「…………はぁ???」
クロウ「俺もあのクリムゾン帝国でのあの一件で光に飲まれ、目が覚めるとそれまでの記憶がなかった。自分が誰なのかすらわからなかったよ。…ロットが声をかけるまではな…」
クロウ「俺は…皮肉にもお前の兄の設定でラスカと呼ばれていた…。ふざけた話だ…。まさか世界に背いた者が神に騙されるとはな…」
グレイ「な、何を言っているのですか…?意味がわからない…」クロウ「先ほどまで話していた小人たちを見てみろ」
ひいぃ!!!
グレイがビコトの方を振り向くとビコトたち小人が全て獣の姿に変わっていた。
ビコト「さっきからどうしたのよ?グレイ…」
グレイ「獣が…喋ってる…!」
(!!!)
何かに気がついたグレイ
グレイ「………。まさか…これって………」
クロウ「………そうだ。」
クロウ「俺たちが今、ここに立っているこの場所はエリアBの神獣地。お前が目を覚ましたスカイスペースと呼ばれる場所がエリアR、そしてウーシャン海域はリセットエリア。…この世界は何も変わっちゃいないんだよ」
驚愕のあまり呆然とするグレイ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます