No.32 「役目」
グレイの身体から大きな影が出現する。
マグマ「…!!!」驚きを隠せないマグマ。すると、グレイから伸びている影が喋り出す。「我が名は…アイガー…。」
マグマ「…アイガー…だと?」次の瞬間、アイガーと名乗る影が大声で叫ぶ
アイガー「我が名はアイガー!!今こそ我に力を!!神よ!全能の王を呼び覚ませ!!こいつらを焼き払え!!愚かなヒトには裁きを!!」
クリムゾン帝国上空
兵士「な、なんだあれは!?」
それは、竜の大群だった。地上には二本足で歩く獣がクリムゾン帝国に近づいてくる。
兵士「撃てッ!撃てーッ!」
ダダダダ…
獣や竜たちは兵士たちが放つ弾丸に構わず兵士たちを噛みつき、身体を持ち上げ、兵士たちの腕や脚を食いちぎっていった。兵士たち「ひぃーっ!たすけてー!」兵士たち「バケモノだーッ!にげろ~!!」
その様子を震えながら見ているマグマ「…神獣…!!」アイガー「…もうお前の役目も終わりだ…」
アイガー「…グレイ。」
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