　こんばんは。木元です。予約投稿でござい。昨日は公募用で、1,714文字でした。やっと書き始める事が出来て、嬉しいです。今日はカクヨムコン用をやろうと思っていますが。でも色々と問題があったんです。

　公募にチャレンジするとなると、書き上げた小説を印刷しないといけないじゃないですか。私は普段小説を、主にGoogleドキュメントで書いて、Googleドライブで保管してるんですね。「Wordとほぼ同じ事が出来るのに無料なんて便利ー」と、見つけた時は感動したものでした。同時に、「今までOfficeに払ってたお金、超勿体無かったのかもしれないな……」。とか思ったり。タダでありながら、大体Officeと同じ事出来るんです。Google様。堪りませんね。特に節約大好き、お得なものが大好きな大阪の人間なんて、狂喜するんじゃないでしょうか。私は深夜に一人、「これ凄いわほんま……」と呟きながら、Googleドキュメントをいじっていたものです。不気味な女ですね。

　が。ほぼ同じであって、完全にWordと同じ事が出来る訳では無いんですね。そっくりなんですけれど。そっくりなんですけれど、何でそこに限って無いんですかねGoogleドキュメント様という欠点を一つ、公募をやってみようかなと思い立ち、書き始めようとした昨日に気付いた訳です。縦書き機能が……。無かったんですよ。

　うっそぉんでした。

　ルビが振れない事には、以前から気付いてたんです。でも、ここ最近私がチャレンジしている賞って、全部カクヨムさんのような投稿サイト上で行われていたものばかりでして、各投稿サイトにルビ機能があるから、気にしてなかったんです。Googleドキュメントで書いて、投稿する際に、各サイトの機能に合わせて調整すればいいやって。でも公募となると、自分でルビ振らないといけません。縦書きにもしないといけませんし。横書きの方が目が疲れないという理由で、特に理由が無ければいつも横書きで書いていましたから、それに慣れて縦書き機能の有無を確認するのを、忘れ続けていたんです。

　ちなみに、私が小説を書く際にいつも使ってますノートPC、GoogleにOfficeみたいな機能があると知ってからOfficeを入れるのをやめてまして、利用期限が過ぎ骸と化した、まさに形だけのOfficeしか残っていませんでした。

　腕を組んで唸ります。

「たかが縦書き機能、ルビ機能が欲しい為だけに、Wordを買うのか……」

　それに、重いんですよWord。Googleドキュメントの方が軽いんです。記憶違いかなあ？　でも、Googleドキュメントには書いた端から自動で上書き保存をしてくれる機能がありますから、自分で上書き保存をするという手間が省けますし、保存し忘れるというミスも生みません。ああスバラシイ。何で縦書き機能とルビ機能が無い。痒い所に、ピンポイントで手が届かない……。それに慣れてしまった私にとってWordを買うとは、「文章作成ソフトを買う」では無く、「縦書き機能とルビ機能を買う」という感覚でした。然も記憶が言うには、いつも使っているGoogleドキュメントより動作の遅い。

　嫌です。ヒジョーに勿体無く感じました。Amazonに、「永続版のWordはハウマッチ？」と尋ねに行けば、「一万円オーバー也（ナリ）ィ」と出て目を疑いながらブラウザバック。

「嫌だ！　ルビ機能と縦書き機能だけが目当ての鈍（どん）臭いソフトに、一万円も払いたくない！」

　ケチな大阪人は頭を抱えます。三百万の新車を二百五十万に値切った母の血を引く娘には、それは余りに残酷な値段でした。

　もうそれでどうしようと、ネットをぶらついてたんです。諦めてWord買おうかな、買わないかな。買いたくないなと、ぶちぶち頭の中で文句を垂れていますと……。フリーソフトというブツに出会ったんですよこれがァ！　名前の通り、タダのソフトッ！　それで、縦書きも出来てルビも振れる、小説を書くのに向いているフリーソフトをダウンロードして、自分で設定をして使えるようにしました。

　たった二行で済ませていますけれど実際は、かなり苦戦して設定したんですけどね……。そんなにパソコン、詳しくないですし。「理論行」とか「物理行」とか、聞いた事の無い言葉が炸裂している、ソフトの使い方を説明しているページを解読する事から始まり、間違えて要らない所を開いては出て来る……。何て言うんでしょう。プログラミング言語でしょうか？　こう、ergmbnguopjktk;,magg（ほにゃららほにゃららブワァアア）みたいな、訳の分からない文字列に「読めなぁい……」と頭を抱えながら、何とか使えるようにしました。ふう。昨日はこれで、殆ど時間が潰れましたね。でもええんです。タダで書けるようなったから。この努力で一万円が浮いたと思えば、ああ何と安いもの……！　万歳！

　という昨日でした。皆さんの作業環境は、どんな様子なんでしょうかね。

　では今回は、この辺で！