深夜の闇

死にたい 生きたい

こんな部屋で私は一人

呼吸だけして私は一人

隣に君がいない


唇を人差し指で撫でる

ふと訪れる闇の静けさ

怖い 助けて 苦しい

涙 ひとしずく


君の声でもっと

私の鼓膜を震わせたい

君そのものが

私の精神安定剤


こんなに泣いても

こんなに首を絞めてみても

呼吸が苦しくなるだけ


君には会えない


君と生きられない


君の体温を感じられない


君の為には生きられない


死にたい 生きたい

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