#9To/me
君は誰なの?
どうして、どうして、僕を追ってくるの?
君に殴られた痕も、君に刺された傷も、完治する時間さえ与えてくれない。腫れ上がって、血を流し続けて。
シャウトで宙に飛ばしてもらわなくちゃ、生きていけなくなったんだ。
壊れない程度に痛めつければ君は笑うんでしょう? 笑っていればいいよ。同情した瞬間に、君を殺してあげるよ! やり返してやる! 完膚無きまでに、叩きのめしてやる……!
それまでは、脳内で無差別に通り魔でもやることにするよ。
ねぇ、君は一体誰なの?!
僕を痛めつけて気が済むだなんて、どうかしてるよ! そして、きっと君はここに来る。きっと君はこれを読んで、「ああ、関係無いや」って鼻で嗤う。
そう、君だよ!
君も罪を自覚すればいい。罪深く笑っていればいい。絶対に赦さないから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます