第32話 別れる前に
顔の知らない幼なじみが、遠い街へ引っ越す前に泊まりで遊びにきてくれた。
いろいろなことを話した。
むしろ幼なじみの話のほうが多かった。
幼なじみは残りたいと言いつつも気持ちは転居先に向かっている。
がんばれ、と笑ったら、幼なじみもうん、とうなずいた。
ここで目が覚めた。
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