第21話 ブリスト&ガイナ、攻略開始!
「血か。この色・・・・情熱の赤よりも濃い色だな。つまり、その感情は冷えきっている、ということ。俺のお前に対する関心もな。」
エナシェは初めて見た血を眺めながら、そういう。
「なに!? ふざけるな! お前は血を出した。つまり俺よりも弱いの・・・・ぐわあああっ!」
「血を出したからって、そいつが弱いとは限らない。そうだろ?だだだだ! エナメル・ウォール!」
エナシェは総攻撃をかける。隊長は焦っており、ダメージを深く負う。
「ぐああああっ、なぜだあああ! 獣を使わない獣使いにやられてたまるかあああ!」
「シャイニングブロー!」
だがブリストはその攻撃をするりと避ける。
「まずい! バーニング!」
ブリストの攻撃がグザナギに当たる寸前で、ユリアの魔法で防ぐ。
「なかなかのコンビネーション。さすがです。では、これはどうでしょう? アイスエアイジ!」
アイスエイジは、既に凍っている氷をさらに凍らせる。
「なっ!? ぐあああ足がああ!」
そして、グザナギの足を凍らせる。
「さすがに凍りましたか・・・・。では、終わりです! 氷の粒、永遠攻撃!」
「ぐああああああああっ!」
飛んでくる無数の氷の粒は、ジワジワとグザナギの体力を減らしていく。
「ちっ、私はここで退散だ! ガイナ、獣使いを倒すんだぞ!」
隊長はワープをし、消え去った。
「逃げたか。さてと、俺はこいつの攻略でもしますかっ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます