第27話

「どう言うことだ、娘!」

リディさんが言う。何があったのだろう。

「村人らは」(リディ)

「今、地下通路でスタンス村に避難。今、最後の私が入った。」

ミシャが言う。するとドドーン‼︎もの凄い馬鹿でかい音が聞こえた。それと同時に連絡がプツンと切れた。

「ナーシャ村が襲撃、一体」

リディさんが青ざめる。そして

「クソッ、私がいない時に!」

大声で叫ぶ。

「落ち着けリディ」

リディさんが肩で息をする。

「今、俺たちでは何もできない。スタンスよりも影楼がいる村の方が近い。」

サムが冷静に言う。

「なんで私がいない間に」

リディさんが言う。

「影楼のところへ急ごう。あいつがいればどうにかなる。移動魔法のスペシャリストさえあればな」




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る