第7話

「はっ?かつての英雄がいる場所へ行く?」

僕は混乱した。記憶も取り戻してない人が?

ニーナさんがいう。

「もしかしたら貴方の中のかつての英雄の記憶が蘇るかもしれませしんし。げんに、私と会って記憶を少し取り戻しましたから。」

言われてみれば、ニーナさんの中ににもかつての英雄がいるんだった。リディだっけ。あ、そういえばニーナさん、話し方が違う。 もしかして・・・

「あの、ニーナさん貴方今、リディさんでは」

ニーナさんが目を丸くする。そして笑い出した。

「あははははは、久しぶりだこんなに笑ったのは。そうだ。よくきずいたな、少年よ。私はリディだ。」

ニーナさんいや、リディさんが答える。

マジか。予想が当たった。

「話を戻そう。その前に、そこにいる娘。ミシャといったか。外へ出ていろ。」

すぐそこにいるミシャが部屋から出て行った。

「私のことも覚えていないか、サムよ。あの約束はなんだったのだ。」

リディさんが独り言を言う。

約束とは、なんなのだろう・・・

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