第4話

元坂先生も似たところがある。

りほ先生のことが分かりやすく嫌い。なぜなら甘えてくるからだ。連絡を取りたいと言って、元坂先生のメアドを知りたがったが、元坂先生は勤務時間外にプライベートのアドレスは使いたくないからと言って、職場のメアドを教えていた。仕事を押し付けられたくないからだ。


ある意味これも正解なんだろう。勤務外は断る。私も同感。うんざりする。休日に仕事の電話がかかってくるのは。なのに、元坂先生は私には電話をしてくる人。これを聞いて、ローラ先生はびっくりしていた。元坂先生はメアドは教えないのに、けい先生には電話してくるんですねと。元坂先生も自己都合で、人に勤務時間外電話してくるくせに、人からされるのは嫌だなんて究極自己都合な人だ。だから、嫌われるんだよ。元坂先生。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る