八月二十一日

 互いが互いを拒絶していたあの頃からは遠くなり、

 いまとなっては完全に分離している。何も残らない。


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 急ぎ足で作られたものの重量は如何ほどか。

 我々はそれにどれだけの価値を見出だせようか。


 /


 二次元の女が猫を撫でるような声でこっちに向かってなにか話しかけてくるんだ。

 私はどうしてかそれが気に食わない。

 いっそ私がそいつになって、ほんとうの女ってやつを演じられたらいいのに。

 ※尚、本日は Honey の日である。


 /


 以上はすべてこの世界にあるかないかさえ知らぬ誰かの頭であり、他意などない。

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