都会の中の昭和

公開されているネ友の日記を読んでいます

そのネ友の日記によると、創作するのにいつも同じ場所で書いていると、アイデアも浮かばないし、集中も途切れるので、

図書館へ行って創作しようとするのだそうです。

ところが図書館では、「長時間の自習は禁止」 の貼り紙が……。

なんでー、図書館は調べ物や勉強をするところじゃないのかー

とぶつくさ言いつつ、窓の外を見やるネ友。

その窓の向こうに公園がありました。


その公園での出来事

公園では、小学生ぐらいの男の子が 缶蹴りをして遊んでいます。

小学生ぐらいの女の子は、ゴム跳びをしています。

スマホ時代の現代で、缶蹴りやゴム跳びという昭和の遊びを目撃し、

「すてきだなー」 と感慨にふけるネ友でありました。


公園あれこれ

広島の公園には、ジャングルジムのある公園が多いようですが、そこは結構ひろいので、

小さな自転車を乗り回したり、フリスビーを飛ばしたり、凧を飛ばしたりして遊ぶ子どもたちが多いと思われます。

ネイティブアメリカンのオブジェが飾られた公園もあります。

その公園の地面には、けんけんのための○が書かれていることがあります。

サッカーをする子どももいますし、野球もする子もいます。

室内にこもってばかりいるわけじゃ、なさそうです。

夏が近いから、熱中症には気をつけてね。


昭和もいろいろですが

公園も、「きけんなあそびは やめましょう」 ということで、子どもたちが思いっきり遊ぶ姿は、殆ど見られなくなりました。

昔は 子どもたちを見守っていた人も、その見守り運動を悪用して、児童にイタズラしたりする人が出てきて、

運動がなくなっちゃったという話も聞きます。

昔のようにのーんびり、おおらかでいられる時代じゃなくなったわけですが、それはそれでいいこともある。

変な干渉を受けなくていいのは、いいことだと思われます(おばーさんから 飴玉をもらうのは、もういいです!)

まあ、ぎすぎすしてるのはいやだけどさ。


人類の特徴

人類と、ほかの霊長類との違いというのは、人類には 「信頼する」 という本能がある、ということを、ラジオ深夜便で言ってました。

ゴリラなどは、エサのあるところをさがして、見つけたら独り占めしちゃうんだとか。

よそのゴリラのエサは、食べようとはしないとも言っていた記憶がある。

われわれが スーパーで食料品を買っているのは、その食品が安全だという信頼が、どこかにあるからなのだ。

つまり本能が、信頼することを要求している、のだそうです。

昭和の見守り運動がなくなっちゃったのは残念ですが、ほとぼりがさめたらまたやるかもね。

信頼がなくなったら、人間社会が回っていかないという事実もある。


時代は変わっていく

わずか戦後70年。モーレツ社員が濡れ落ち葉のように妻にすがりつき、妻から離婚されたりする情けない時代もありました。最近は団塊の世代のためなのか、

奥さんと仲良くしている夫の姿が目に付きます。

しかし、平成になってからは、結婚しない男女が増えてきたって話をよく耳にしますよねえ。

ぜんぜん知らない人と生活するって、大変だけど楽しいですよ!

ま、うちの夫の場合は、毎日違う食事を食べさせろ! 同じメニューはひと月に一度にしろ! というのがポリシーのようです。

わたしにはそんなにレパートリーはありません。旬の食事と言われてもねえ。揚げ物は、油が酸化するからやりたくないし。

昭和の我が家の定番は、唐揚げでありました。

うちの夫は、コロッケを食いたいそうです。

家で作るコロッケが、一番なんだってさ。

そういう歌が、昭和にありましたよ。今日もコロッケ、明日もコロッケ、これじゃ年がら年中コロッケ。

年を取ったら、わたしら、どんな夫婦になるのやら。

子どもがいないぶん、仲がいいはずですが、夫の食事に関する限り、夫の要求通りには、なかなかならないと思われます。


パートタイムパトロール 連載中! 見てね。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886332494


PS 土砂災害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。片付けなどたいへんでしょうが、がんばってくださいね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る