京都行き(3/3)

 翌日は、自由行動。

 すぐに東映太秦映画村へ行きました。ところが、乗っていたJRの切符が行方不明になってしまい、大騒ぎしてわたしのバッグの中で発見。さんざん笑われました。

 うえーんTT

 ともあれ、駅からタクシーに乗って映画村へ。そこでは、すでに営業が始まっております。中村座ってところで、大道芸の『南京玉すだれ』をやっていました。


 南京玉すだれ

 女の人が当時の薬売りの格好をして、玉すだれの芸を披露しています。

 浦島太郎の魚釣り竿。

 大きな門構え。

 橋もあれば、金のしゃちほこもある。

 たかがすだれと思っていたら、侮れないバリエーションです。

「やりたい人!」

 という芸人の声に呼応したのが、中国人らしき女性の人。

 スマホで恋人らしき人物に写真を撮ってもらい、そのまま浦島太郎の魚釣り竿を学んで、立派に芸を披露するのでした。

 みんな大拍手です。

 15分が、あっという間でした。


 実際に演技も見られる

 映画を撮るときの裏話的なイベントも見ました。新選組が悪者を退治するというストーリー仕立ての演技で、監督が演技者にいろいろ指導するんですが、これがかなり笑える。

 さすが関西地区はお笑いが得意ですね。

 新撰組のにーちゃんがチャンバラをしているときに、観覧していた子どもが、

「おにーちゃんがんばれ!」

 って応援していたのが可愛かったです。


 サスケ

 忍者のサスケが、豊臣秀頼を助けようと奔走するアクションも見ました。

 特殊効果満載の、ドキドキもののアクションです。忍者なので、跳んだり跳ねたり階段から落ちたり、見ているこっちが疲れてきそう。義母なんか

「立って見るのはつらい」

 と言って、空いている席にさっさと座ってしまいました。

 このアクション演技も、ヨシモト風の笑いがあって、わたしとしては満足でした。

 ヨシモトには、一度も行ったことはないんですが、テレビではよく見ますからね。

 発音がハッキリしていて好印象。

 やはり日本語はハッキリしてほしいですね。


 昼ご飯

 昼食は、湯葉どんぶりを食べました。

 外食していて驚くのは、どこの店もおいしいんですよ! こういうところはあまり期待できないと思っていただけに、うれしくなりました。

 近所にUSJがあるからかな(笑)


 写真

 この村で写真を撮っている人はいなかったので、たぶん撮影禁止なのでしょうけれど、多少はいいだろうと忍者の像とかお馬さんなどを撮りました。あと、舞妓はんのコスプレして写真に撮ってもらいました。外は歩けないそうで残念。キーホルダーにもしてもらうと、義母も夫も、

「太った舞妓はんじゃのー」

 ほっとけ!!!


 龍安寺

 そこを出てりょうあんじに行きました。石庭が有名。ワビサビな空間を眺めつつ、夫は、

「山口の石庭のほうが広い」

 比べてどーする。


 晴明神社

 夫のかねてからの要望、晴明神社に行きました。そこで彼の願ったことは、

「コンピュータの技術力の向上」

 わたしも、

「作家としての技量の向上」

 をお願いしました(お守りも買いました)。

 小さい神社なのに人が一杯!

 だけど外国人は一人もいませんでした。


 豚まん買って帰宅

 帰りは551蓬莱で海鮮焼きそば。わたしはカリカリ麺ですが、夫と義母は柔らか麺。どちらもおいしかったとお互いに言い合いっこ。豚まんを買って帰り、合唱サークルへのお土産は八ツ橋に決定。


 疲れたけど、たのしかった!

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