これってなに? 点滅してるけど?

☆2017/12/26

この日、奇妙なタイルを発見しました。

 

 場所は廿日市市役所前(ひろでん)の駅前。

 義母と一緒に図書館へ行きました。

 点字歩道(黄色いタイル)の真ん中で、

 小さな穴が、道なりにチカチカ。

 道に敷かれたタイルが、小さく光ってる……。

 タイルは、まっすぐ駅前から、市役所の方へと続いています。

 まるで、児童小説 『オズの魔法使い』 の

 黄色い道みたいです。

 いったいこれはなんだろう。

 どうやって光らせているんだろう。と思いつつ、

 市役所前の近くにあるショッピングモールへ入り、

 コメダ喫茶店を見つけてモーニングをたのみました。

小倉ペーストとウィンナコーヒーでした。


☆どうしても知りたいタイルの話

 どうしても、この、点滅する視覚障碍者用のタイルの正体が知りたくて、

 だれに聞いたらわかるかなと頭をひねって、

 帰宅してからNHK広島に訊ねてみると、

 「その道が、私道か国道か県道かは知りませんが

 いちおう、管理しているのは市でしょうから

 市役所に聞いてみては」

 というお答え。

 さっそく市役所に電話してみます。(わたしも暇だね)

 すると、この点字ブロックは、市の施設管理課が管理しており、

 平成18年からある。

 夕闇になると目が見えにくくなる視覚障碍者がいるため、

 かれらを誘導するために作られたそうです。

 電気を使っているので、広範囲で誘導施設を作るのは無理。

 なので、駅から市役所前までしか、作っていないということでした。

 中途半端なことですね。


☆障碍者への予算と保護

 障碍者へ予算を立てるのはいいんですが、お金がかかると続きません。

 お金をかけずに、障碍者も健常者も仲良くってわけにはいかないのかなぁ。

 とま、考えさせられた一日でした。

 電力消費とか、老朽化した電球を替えたりとか、

 手間もかかるだろうにね。

 太陽光発電とか、すればいいのになぁ。

 技術的にも、予算的にも、無理なのかもしれないな。

 そういえば、電話で問い合わせたとき、

 市役所の人が、「あのタイルを剥がすというのは、技術的に無理なんです」

 とか言ってたけど、文句を言ってくるひとがいるのかもしれない。

 わたしは、「一部でも役に立つタイルをつけてるんだから、

  今後も予算をつけてください。といっても、わたしは廿日市市民じゃないけどね」

 なんて言っておきました。

 障碍者への予算は、まっさきに削られるから、こういうのを見ると励まされます。

 まあ、わたしはせーしんしょーがいしゃ であって、しかくしょーがいしゃじゃないもんな。

 余計なお世話は言いっこなし。

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