カレーの永久機関

太郎田じゅんせー

第1話

 注意!!

 お食事中の方は閲覧しないで下さい。

 また、数日間カレーが続いている方の閲覧も禁じます。

 これを読んだ後、カレーが食べられなくなった場合でも訴訟を起こさないで下さい、ツイッターで叩かないで下さい。


 要はでお願いします。





 I


 人間、生きていれば誰しもがこんな議論をするであろう。

「もし食べるとしたらカレー味のウンコか、ウンコ味のカレーか。」

 正直、迷う。そう、これは元々「もし○○だったら……」というよくある究極の選択なのだ。

 そして、食べ物を味で判断する人は往々にして前者を選び、食べ物を見た目で判断する人は後者を選ぶ。因みに、私は食べ物を見た目で判断するたちでありながら、前者を選ぶ変わり者なのだ。

 そんな変わり者は、常人と思考のプロセスが若干違うので誰も思いつかない事を考えてしまう。

 話が逸れたので元に戻そう。とにかく「もし食べるとしたらカレー味のウンコか、ウンコ味のカレーか。」という議題で討論し、話が終わる又は話題が転換されるというのが関の山である。

 そこで、私はその議題に、「カレーを食べると出てくるウンコがカレー味になったら」という議題を付加する。そして、これについて小1時間、私見を述べる。


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