第32話 機動戦士ガンダム その12 軟弱者!編

 ガンダム語り12回目です。絶賛インフルエンザ中で、熱は下がったものの軽い頭痛が引かないわ体の節々が痛いわ状態ですので、今回は内容ガタガタになるかも(爆)。


 ヒロイン語り編ということで、サブタイはセイラさんの名ゼリフから。よく考えてみると、ホワイトベースって民間人満載の割にメタクソ暴力的な艦だな(笑)。ブライトやリュウも私的制裁かましてたし。


 で、メインヒロインのセイラ・マス、本名アルテイシア・ソム・ダイクンなんですが、実の所、メインヒロイン感が結構薄い(笑)。いや、劇中で活躍はするんですよ。最初の「軟弱者!」から、オペレーターやって「あなたならできるわ、アムロ」とか、目立ってはいた。メイン女性レギュラーの中で一番美人だし(笑)。


 その上、いきなりシャアと邂逅して「アルテイシアにしては強すぎる」とか意味深なことを言われたりとか、そのシャアのことが知りたくてガンダムで無断出撃して以降、なし崩し的にパイロットになっちゃうとか。


 ライバルの妹で、敵国の元指導者の娘で、ニュータイプの素養ありと美味しい設定てんこもりで、これ以降のガンダムシリーズのヒロインは大抵は何かしらん彼女の要素を引き継いでいます。


 それなのに、妙にメインヒロイン感が薄いのは、主人公アムロとのからみが序盤から中盤にかけて薄いからなんですよね。「軟弱者!」からして、カイが相手でしたし。何かブライトとばっかり意味深な会話してる印象があるという。


 それでも、TV版だとGファイターに乗ってガンダムと合体するんで、それなりにヒロイン感が出るんですけど、劇場版はコア・ブースターだからなあ。アムロ、シャア、ララアの三角関係に割り込むあたり(それもシャアの妹というポジションで)からなんですよねえ、本格的なヒロイン感が出てくるのって。


 どうも、ガンダムシリーズって主人公とメインヒロインの関係よりは主人公とゲストヒロインの関係の方が目立つ場合があるという伝統の元祖でもある気がします(笑)。


 さて、お次は当て馬ヒロイン、フラウ・ボゥ。最初はこいつがヒロインだとばっかり思ってましたよ、ええ。だってアムロとのからみは、こいつの方がメッチャ多いんだもん。しかしながら、アムロには恋愛相手としては見られず(笑)。終盤になって、もうひとりの幼なじみハヤトの方に乗り換えます。『Zガンダム』のときは、アムロが逆戻りしてたのにハヤトの方がメッチャ頼りになるおとこに育ってたんで「フラウ、見る目あるなあ」とか思ったりしてたんですが、ハヤトは『ZZ』で戦死しちゃうんですよね……。


 うう、ごめんなさい、今日は体調不良で長いこと起きてると気持ち悪くなるので、ここまで。問題のゲストヒロイン、ララアやその他の人たちは次回。


 君は生き延びるついてくることができるか?(笑)

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