魔法使い見習いのカキ氷屋#7
「こんにちは」
「お久しぶりです」
久しぶりに心地の良い声を店の奥で耳にした僕は急いで店へ出た。
「いらっしゃいませ。お久しぶりです。ナギサさん、ホノカさん」
僕がそう言うと、超が付くほどの有名人でユグドラシル特にこのカキ氷屋もとい占いの館メトロノームと深い繋がりのあるコメディアン『ラックアンラック』の2人は優しい笑顔を見せてくれ、まだ売れる前の『ラックアンラック』を占い彼女たちの人生を変えたのにもかかわらずその功績を一部にしか知られていないチョコは冷ややかな目線を送ってくれた。
「お2人ともお忙しいのにどうしてここへ?」
「ユグドラシル盆祭に少しだけ参加させていただけることになったので」
「今日はその挨拶と打ち合わせです」
2人の口ぶりからユグドラシル盆祭への参加は2人から申し出ているようではあるが、だとしても今年のユグドラシル盆祭は随分と豪華な祭りになりそうな予感がした。
8月16日 クッキー
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