天使の洋服屋#4
ユグドラシルの地下にある会議室を借りたエンジェリー代表のボクとデビライズ代表のユースケはこの数日間、コラボ企画の資料を寝る間も惜しんで制作していた。
「資料」
「完成」
ボクたちの決めた期日である5月1日よりも十数時間早く完成したことによる安心感から、2人とも同じように椅子の背もたれに身体を預け天井を仰いでいた。
「これで今日は明日のためにゆっくりと身体を休めることが出来る」
「そうと決まれば今日は早めに切り上げよう」
本当ならユースケと酒でも飲み交わしたい所だったが、ボクもユースケもこの数日の激務によって目が赤くなっていたので明日の為にも今日は大人しく家に帰ることにした。
4月30日 ゼバ
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