前のエピソード――第4日目（２０１８初日）

ねぇねぇ、きょうはにんげんがねられないとかいっててつやしていたんだけど、ぼくがねておきたらすわったままねていたんだよ。すごいというかまぬけだよね。これがはじめてじゃないけど、なれないうちはしんだかとおもってこわかったよ。

そのにんげんがねるまえに、おしいそうなおれんじいろのおまんじゅうみたいなのをひきだしからだして、あまくないとかいいながらたべていたから……いつもみてぇにかさらってやろうとしたらよ、目に染みるし鼻にツーンってくるし最悪だったぜ。チッ、ヤキが回ったもんだ。

ん、なぁに？　なんかねぇ、みかんとかいうものみたいでさ。おまんじゅうじゃなかったの。かなしかったな。せっかくぱく……もらえるとおもっていたのに、にんげんってなんであんなまずいものをたべるんだろう。おしえて？

……まあ、この貸しはさっきシュークリームで返してもらってけどな。へっ。

それにしても、このおしょうがつっていうのもあしたでおわりみたいだね。

ううん、せいかくにいうともっとながいみたいだけど、おやすみもあしたみたいだしね。うん、これでもにんげんにつきあって、てれびとかみてるんだよ。ひまだしね。いまもこうしてきーぼーどたたいてるし、ぼくはねことしては、いがいとはいすぺっくなんじゃないかとおもっていたりするんだけど、ちょうしにのるとりもこんであたまをたたかれるからやめておくね。

まあ、それはいいんだけど、なんでにんげんって、じぶんからこのんでなわばりからでようとするのかな。ぼくたちは、あんしんできるばしょでぬくぬくしているのがすきなんだけど、いっせいにいどうしていっせいにかえってくる。ふしぎなんだ。なんで？

うん、今日はこんな感じかな。

またね。