昔のお話⑫
ノンセクシュアルやAセクシャルを自覚するのは難しいそうです。
(本当は同性愛もそうらしいですが。
ノンセクシュアルの場合、性欲のなさを自覚するのは難しい、もしかしたら性欲が薄いだけで好きな人ができたら欲が湧くかもしれないし、初体験が怖かったから性嫌悪と混同してしまったり。
Aセクシャルはただ初恋が遅いだけと思われがちだったり。
まあ、とにかくノンセクシュアルについては性欲がないことを自覚するきっかけが必要なんです。
それが私の場合最悪だっただけのこと。
今となって言えることですがね。
まあそんなこんなで、やっと自分のセクシャリティの名前を見つけた私です笑
皆さんはいかがでしょう?
自分セクシャリティに納得なさっていますか?
もし、今まで私はこうだと思ってたけど違うかも?みたいなことがあっても「いや!ありえない!私は普通よ!」ってご自分を押し殺さずに一度考えてみてくださいね。
別に周りと違うことは悪いことじゃありません。おかしなことでもありません。
ただの個性ですよ。
焼肉のタレは黄○のタレがいいのか、塩がいいのかくらいの違いです。
セクシャリティは個人のプライベートなことなので重々しく考えがちですし(もちろん大事なことですよ!)、多数派と少数派の差が大きすぎるゆえに少数派には理解が少ないこともあります。
でも、だからといって周りからの非難や、自分と向き合えないことで苦しむよりも。
私は自分を信じて守ってあげられないことのほうが辛かった。
自分にとって一番の味方でいてくれるのは寂しいことですが、いつだって自分自身なのです。
ここまで、だらだらと言っといて何が言いたいのかというと。
ありのままの自分を認めてあげてほしいということです。
私自身過去、自分を認められなくて辛かったから、それが簡単じゃないことはわかっています。でも、認めることで楽になることのほうが多いんです。あんまり、苦しまないでほしいなあって思います。
自分が周りから違うのだということを認めるのには強さがいると思います。
周りとは違う土俵に一人で立って、誰かと違うことに怯えなくてすむように、堂々と胸を張れる覚悟。
最初は辛いと思います。
「ああ、なんて優しくない世界なんだ!」って悲劇のヒロインみたいな気分になるときもあるかもしれません笑
でも、今は自分しか認めてくれる人がいなかったとしても、いずれは認めてくれる人が出てきます。
高校生になった私に、理解ある友人ができたように。同じノンセクシュアルの友人ができたように。何でも話せる異性の親友ができたように。親にカミングアウトができたように。
こんな人の目に触れるエッセイを書いて、評価をいただけているように。
どこかに必ずいるのです。
まずはツイッターを始めるのもいいと思います。
私自身、まずはツイッターでした笑
そこでいろんな方々とお話して心を落ち着けたものです笑
ほんと、ツイッターのお友達の皆さんには感謝しかありせん。
ということで、(ほんと長々と語ってんな笑)ありのままの自分を好きになってくださいね。
私は、今の私が好きです。
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