夢を追って
端と端にいたはずなのに
0と1では測れないはずなのに
細かい数字を見ればみるほど疲れてくる
大好きなノルマ並べをしてみても
達成する気持ちが空回り
からから回って端も分からない
残像ばかりで形を成さない
どうして、どうして嘆くけど
息切れと胸を軋ませる何かが
目を離せなくて、目を、目が目が
涙が、苦しくてにがくて
いちからじゅうまで
順に数えてきたんでしょう?
段階を踏む美徳に人は喜びを感じて生きて
それが普通なんでしょう?
こんな、泣いてしまうような人生じゃなかったはず
こんなんじゃなかったと風呂でトイレで泣くはずじゃなかった
遠い、遠い
いつのまにか端が見えなくなってて悲しいよりも唖然として自然に涙がでてしてしまう
ぽろぽろぽろぽろ
あゝ、口惜しい、口惜しい
くやしい
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