分別
あるものを渡された
目録だ
ここから捨てるものを選べと言う
僕がそんなことをするらしい
借りられなかった何かを分別して
適切な所に送り、適切な処分をし
適切な誰かに売りつける
誰かの為の分別
僕に叫ばれても困る
君たちが透明になって砕けようとも
君たちが変態に売られて壊れようとも
僕は分別して、いや分別をする立場でよかった
……きっといつか僕も分別されないようずる賢く生きるよ
さようなら分別される子供たち
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます