古書

古本屋に立ち寄るのが好きだ

カビとインクの混じり物

気持ち悪くなることが多いけれども

そこは過去の産物、二度と会えなかったかもしれない

物理的な出会い

日に焼けた本を手に取って

この本は誰が読んだんだろうと思い馳せる

いや、別に関係ないけれども

でも人の手で一度でも読まれたと思うと

よかった、古書でも価値がある

ありがとう、読んでくれて

それは買って売った私に価値があるという事なのだから

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る