2018春アニメもラノベ原作づくし
『魔術士オーフェン』がTVアニメ化という速報が駆け巡った昨日でしたが、いかがお過ごしでしょうか。
私はオーフェンの世代、というわけではなかったのですが――
高校の先輩たちに『魔法戦士リウイ』とか『スレイヤーズ!』とか……かつての富士見ファンタジア作品のフリークが多くてですね。
ドラゴンブックさんの『ソード・ワールド リプレイ』等々を活用した部活動をしていたこともあって当時の作品を少しかじっているんですよね。
はい、実は昔ちょっとTRPGなんかもたしなんでました(笑)
どんな部活だよ(笑) ラノベかよ(笑)と思われたことでしょう。
まあ大声では言えませんけど、もう卒業してだいぶ経つし時効も近いと思うんでちょびっとばかしぶっちゃけますと色々なオタクブックスを持ち込むようなユルい部活でした。
実際そのへんの体験をラノベにしたら面白そうだなあと思いつつも身バレが怖くて踏み込めない、そんなおもひで。
あ、そんなわたし自身の過去はどうでもいいですね……(笑)
さて、今期アニメがそろそろ終わりを迎え、次のアニメが控えています。
そこで毎度恒例、小説原作の作品をピックアップしていこうと思います。
※例によって敬称略で失礼いたします。
なお当記事を書くにあたりアニメイトさんの特設サイトを参考にさせていただいています。
じゃあそこ見れば話は早いじゃん、お前のこの記事意味なくね? とかそんなことは言ってはいけない(笑)
『異世界居酒屋 ~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』(
『小説家になろう』さんで連載、書籍化された『異世界居酒屋「のぶ」』が原作。挿絵担当者みずからがコミカライズしたコミックスがあるほか『ヤングエース』上でも連載されています。
個人的に推してます。全く「なろう」さんを知らないであろう私の知り合いも読んではるみたいで、面白いって言ってましたよ。
「居酒屋」ということで、外食検索サイト大手の「ぐるなび」とコラボするそうで、「リアル居酒屋」を巻き込んだ盛り上がりになるかどうか、注目です。
唐揚げ食べたい。
『かくりよの宿飯』(
「あやかし」が暮らす世界で宿屋の従業員として働くこととなった少女を主人公としたお話。
あやかしの棲まう異世界、というのはファン層の堅いジャンルですよね。
私の知りうる限り富士見Lレーベルとしては初のアニメ化になるんでしょうか。
レーベルとしての躍進も期待したいですね。
『銀河英雄伝説 Die Neue These』(田中芳樹/東京創元社・創元SF文庫)
多くの方がご存知、スペースオペラの名作である『銀英伝』。
……なんですけどお恥ずかしいことに私は道原版(徳間書店RYUコミックス)のコミックスを少し読んだことがあるといった程度のにわかでございまして。
ネットにおいてはほぼ必修に近いレベルで言及されることが多いので、これを機に吸収していきたいですね。
『されど罪人は竜と踊る』(浅井ラボ/小学館・ガガガ文庫)
通称「され竜」。ラノベ読みの方にとっては、それこそ『このライトノベルがすごい!』草創期から有名なこともあって、ご存知の方も多いと思います。
アニメ化できるのか、という心配の声も多く聞かれるほどに重厚かつ容赦ない世界観。一度延期されたこともあってファンもやきもきしたかもしれませんが、いよいよという感じですね……
ユルい作品が話題になりがちな昨今において楔を打ち込めるか、見届けたい。
『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』
(川原
『ソードアート・オンライン』のスピンアウト小説を電撃レーベルでやっちゃうという野心的な本作。
アニメにもなった、デス☆ガン……ゴホンゴホン、「ファントム・バレット」編の世界観をさらに広げた作品で、著者は『キノの旅』著者としても絶大な人気を得ている時雨沢恵一氏。今期最注目作品のひとつなのではないでしょうか。
『ハイスクールD×D HERO』
(
おっぱい!(挨拶)
これで通算4期目になるんですかね? ファンタジア文庫さんの屋台骨ともなっている、えっちな現代ファンタジーラノベの代表格です。
3期めはちょうど私が文庫担当として推していた時期にあたりますね。なのでおよそ2年か3年ぶりのTVシリーズ、ということとなるんでしょうか。
巻数が多いからまとめ買いされると売り場からごっそり減る。
そうなると「隙間を埋めなきゃ!」となるので大変でもあるんですけど、もっとも喜びを感じる瞬間でもありましたね。
『フルメタル・パニック! Invisible Victory』
(賀東招二/KADOKAWA・富士見ファンタジア文庫)
今の子には京アニによるアニメ化作『甘城ブリリアントパーク』の作者としてのほうが通りがいいかもしれませんが、『ふもっふ』含めた『フルメタ』旋風はそれはもう、スゴかったんじゃよ(インターネット老人会
TVアニメシリーズとしては実に13年ぶりとなる、SFミリタリーアクションノベルの4期め。
アニメシリーズとしてはかなり時期が空いたこともあって、イラスト担当の四季童子氏が、ネトフリやAmazonプライムさんetcでの予習を呼びかけておりましたね。
昔作品に触れていた人も復習なさるといいのではないでしょうか。
『若おかみは小学生!』(令丈ヒロ子/講談社・青い鳥文庫)
青い鳥文庫からのアニメ化ということで日曜朝からのこども向け枠ですね。
私の知り合いの方でご存知の方もおりましたので、こども向けとしてかなりの人気シリーズなようで……対象年齢高めのカクヨムさんでいっしょに取り上げてよいものか迷ったのですが、読者さんの中には家庭のある方も多数見受けられますので大丈夫ですね!
……ふう。以上、ノベル関係のアニメ化作品でした。
抜けがあったらすみません。
こうしてみると来季はかつての人気作の続編ないし知る人ぞ知る有名作のアニメ化が多いというのと、KADOKAWAさんのシェアが相変わらずスゴイ、ということが見て取れるかと思います。
これらの中でどの作品が抜きん出るか、今から楽しみですね。
あとこちらも取り上げておきましょう。
『奴隷区 The Animation』
(岡田伸一:原作・オオイシヒロト:漫画/双葉社・双葉社文庫:アクションコミックス)
ゲームに勝てれば敗者を奴隷にすることができる――という非常にショッキングな内容の作品。私も書店員時代に知って衝撃を受けたことを覚えてます。
双葉社さんといえばデスゲーム系と言っていいんでしょうか、『王様ゲーム』など猟奇的な作品の数々を出版、メディアミックスすることにより、巨大ないちジャンルにまで押し上げた版元さん。
投稿サイト『E☆エブリスタ』さんと非常につながりが強いことは知られていると思います。
『王様ゲーム』と共に同社のメディアミックスの中でも昔から抜きん出ていたこともあり、同ジャンルの作品としては大本命ですね。
いかがでしたでしょうか。
なお全体を見渡してみますと、来期は『お前はまだグンマを知らない』『宇宙戦艦ティラミス』など、意外と新潮社さん原作のアニメが多いんですよね。
文庫の老舗版元としての堅いイメージのある新潮社さんですが、アニメでのメディアミックスでも成功できるかどうかにも注目していきたいところです。
上記以外の作品でいうと、私は『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の2クールめをそのまま追うのと……
カードゲーム原作の4期め『Lostorage conflated WIXOSS』、『ゴールデンカムイ』に『ヒナまつり』、新しくなった『ゲゲゲの鬼太郎』、かわいい系のところでいうと『銃皇無尽のファフニール』のイラスト担当でもある
もっとも期待するのは『
ここだけの話、わたし志倉千代丸氏の信者なところがあるので……
来期もまた夜更かししてしまいそうです。
とはいえ、最近は録画機材がなくともabemaTVさんなど各種配信サイトが充実してます。好きな時間に視聴しやすいので、みなさまも、次の日の予定や体調などと相談しつつ、どうか楽しいアニメライフを。
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