第201話 僕の嫁はオークの酋長達……(25)

 と、なれば?


 オークの男性達と比べても大変に貧相、貧弱容子である健太でも? 彼自身も漢だから女性に恥じをかかせる訳にはいかない。


 ましてや~? 自分に下着(宝物)を預けてきた女性は、大変に高貴な女性……。


 そう~? 此の国の王になれなかった健太ではあるのだが? 自身が慕う女性の一人……。


 此の国の女王アイカの来賓客である。比の国の女王ルインを大衆の面前で恥をかかす訳にはいかないから。


 彼女から大事な下着(財産)を受け取り握ると?


「じゃ~。ルインさん~? 僕は今から~? 川へと洗濯へといってきますね~。高貴なあなたは~。この場で待っていてください~。僕は直ぐに戻ってきますから~」と。


 日本の昔話に出演する。洗濯へ行く……。


 そう~? お婆さん仕様へと彼は変身しながら告げる。


 比の国の女王ルインには? この場で待っていてくれと告げ。


 彼女のことをこの場に一人置き去りにして、洗濯をおこなうために去ろうと試みるのだよ。


 う~ん、でもさぁ~? 比の国の女王ルインは~?


 そんなことを~? 自身健太(白馬の王子さま)にしてもらっては困る。


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