　そう～？　此の国の王の如く振る舞い……。

　此の国の女王アイカ自身の真横……。

　彼女の本当の主である健太（白馬の王子さま）が？

　妃達から『ウォンの代役で格闘相撲大会に出ないで欲しい～。お願いだから～』の嘆願を素直に聞き入れないほどの、嫉妬を募らせるほどの好待遇……。

　此の国の王的振る舞い……。

　そう～？　ウォンを此の国の女王アイカの夫の如く連れ添いながら。比の国の女王ルインへと牽制……二人のことを監視続けたのだ。

　比の国の女王ルインの異性への興味が、強い漢（戦士）から可愛い彼……。大変に容姿が華奢で、女性のように可愛い白馬の王子さまこと健太へと興味が代わっていることに、女王アイカは気がつかずに、ウォンへと好待遇を続けて三人……。

　比の国の王カーンや女王ルイン……。

　そして？　此の国の王になりたい領主ウォン達の邪な策こと『離反の計』へと自身がズルズルと堕ちていくのだよ。

　それにさぁ～？

　この物語を読んで居る者達の中には彼女～？

　そう～？　比の国の女王ルインの様子……。

　彼女の健太への狂乱～！　錯乱～！　気が触れたように泣き叫びながら嘆願と諫めの様子を凝視して──！

　彼女には？　カーンと言う夫がいるにも関わらず様子の方が少々可笑しい～？　少しばかり大袈裟すぎるのでは～？　と、思う者達も多々いるとは思う。

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