思い出画廊

PLZ

ダメなんだ、俺は。

君が傍にいれば、それだけでいいと。

そう思ってしまうから。


君さえ許してくれるなら、他の言葉はいらないと思えてしまうから。


君以上に熱中できる何かを、見つけることはできないから。


君と一緒にいると、大切に思っていたはずのことも。

こだわっていたものも。

みんな小さくなってしまうから。



ダメなんだ。

まだ、俺には。


創りたい夢がある。



君の輝きに霞んでしまうから。


しばらくはこの距離が、俺には必要なんだ。



泣かせた言葉は取り消せないから。

ダメな男だって笑っていいから。

怒っていいから。


俺を見捨てないで。


もう少しだけ、俺のわがままに付き合って。



お願いだからさ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る