第344話 ふたりだけの秘密に
「な、なンだよ!」
心臓が早鐘のように高鳴って
いた。
「も~、我慢できないの!」
「え?いや、あの………」
「ねぇ!わかるでしょ!!
こんなに熱くなってるのよ!」
「ダ、ダ、ダメだって!ほら!
階下(した)に人がいるから
さぁ!!」
「大丈夫よ!ふたりだけの
秘密にすれば、」
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