第158話 蟹沢守生

 モノは、言いようだ。

 リオたち警察の車に案内され、

オレたちは、蟹沢守生の元へ

向かった。


「蟹沢は、5千万、麻美に

注ぎ込んだ挙げ句、金が無く

なったら、ポイッて、捨てられた

。」

《ポイッ捨て、禁止やで~!》


「そうねぇ。動機だけなら、

ニノっちより、蟹沢よね。」


「うん、何せ、カニだからね。」

 両手をハサミにして、カニの

マネをした。







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