第107話

 年輩の警備員も気の毒そうにこっちを見ていた。


「も~!ニノっち、アイドルのマネージャーが、殺人事件の容疑者なんてあり得ないわよ」

 メグはあきれ返っていた。


「面目ない。でも、オレは犯人じゃないンだ❗❗❗」


「チカンの次は、殺人だなんて?

 この次は、何やる気なの?」

 杏璃が毒づいた。


「な、な、な、何にもやらないよォ~❗❗

 って言うか。チカンも殺人もやってねぇ~しィ~ー……❗❗❗」



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