第68話

 拘置所の駐車場には、真っ赤な

オープンカーが停まっていた。


「まさか、これに乗って来たの?

」杏璃が唖然として訊いた。

《姫には地味やけどな~!》

 ナポレオンは、飛び回っていた

「どこがだよ。」

 これ以上、派手なのは、

スーパーカーか、アニメキャラの

デコ車くらいだ。


「被害者のトコ行くなら、

あたしたちも連れてって~!」

 メグがねだった。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る